導入・運用がスムーズでクラウド型の利便性を実感。
カスタマイズも可能で業務効率化に貢献。

カメマンネン株式会社は、世界的なメガネの産地として知られる福井県鯖江市に本社を置くメガネの企画販売会社。シンプルで美しいデザインのフォルムの丈夫なメガネを手掛け、クオリティの高さが海外でも評価されています。

本社の若林様にFLAMの導入の経緯や効果などについて伺いました。

一度は頓挫したクラウド型への移行

— FLAMの導入の背景としてどのような課題を抱えていましたか。

若林：　使用していた販売管理システムがダウンロード型のため、事業規模が拡大するにつれて、1台のパソコンでしか使用できないことに使いにくさを感じていました。
そこで、クラウド型の販売管理システムをいくつか検討し、実際に契約して導入を進めましたが、実は運用する段階まで持っていけなかったという経緯があります。既存の販売管理システムからのデータ移行が難しく、運用に関しては東京まで行ってトレーニングのプログラムに参加しましたが、当社では実用に至りませんでした。

データ移行やカスタマイズ対応、使いやすさが決め手に

— 数ある販売管理システムの中で、FLAMの導入を決めた理由を教えてください。

若林：　FLAMはクラウド型という点と既存の販売管理システムからのデータ移行をお任せできることが大きな決め手となりました。
それから、当社は本社に数名、東京に2名、外部の営業スタッフ1名という規模感ですが、FLAMは実用的なスペックが揃っていて、当社の事業規模で使いやすいと感じました。実際に使用してみても、目で見て作業を把握しながら進められるので操作性がよいですね。
また、当社では売上の半分を海外輸出が占めていて、インボイス形式で納品書が発行できるようにカスタマイズを依頼できたことや、外部の営業スタッフもシステムを利用できることも大きかったです。

世界でも信頼の高いブランドとして高く評価されているカメマンネン様にとって、輸出用のインボイスは不可欠でした。

カスタマイズでインボイスにも対応
様々なシーンで業務を効率化

— 実際にFLAMを導入されてどのような効果がありましたか。

若林：　これまではインボイスをExcelで作成してから、販売管理システムに入力していたため、同じ作業を2回やっているような状況でした。FLAMの導入にあたってカスタマイズをお願いしたので、ボタン一つで英語表記になり、インボイス形式の納品書を作成して、そのまま輸出の書類としても使えるようになったことで、大幅に業務が削減できました。
また、以前は外部の営業スタッフが注文を受けると、FAXやメールで連絡をもらい、当社のスタッフが販売管理システムに入力していました。FLAMを導入してからは、外部の営業スタッフにもアカウントを一つ付与して、受注したときにシステムに直接、入力してもらうことにしました。入力された情報をもとに出荷する体制をとっています。FAXなどを見て入力するという作業がなくなり、手間が軽減されてミスも減りましたし、そのまま納品書の発行もできるのでスムーズになりました。

— ほかにもFLAMで活用されている機能を教えてください。

若林：　FLAMは発注などの仕入管理、受注からの売上管理から請求にも使用しています。FLAMの導入後は、納品書や請求書を印刷して郵送していた状況から、メールでの送付に切り替えたことで、業務を大幅に簡素化することができました。
在庫管理の面では、本社の在庫と店舗の在庫のほか、営業のサンプルも倉庫アカウントを作って管理しています。あらゆるシーンでモノが会社から出るときの受け払いの処理に活用することで、毎月の棚卸しの精度が向上するという効果も生まれています。

海外での利用も可能─クラウド型の利便性の高さを実感

— 最後に、FLAMを導入された感想をお聞かせください。

若林：　一度、販売管理システムの移行に失敗しましたが、FLAMを使ってみてクラウド型は便利ということを実感できました。今はコロナ渦で海外出張に行けませんが、海外からでもFLAMを使って本社の状況が手にとるようにわかると思います。